サッカー好きなら誰もが忘れることのできない、2016年11月28日のメデジンでのチャーター機墜落事故。
あの事故から生還した3人の選手、遺された家族たち、そして再建を託された新生チームのスタッフと選手陣。事故後のそれぞれの物語が丁寧に、バランス良く撮られていていた。
それぞれが異なる視点で問題を抱えているが、その3つの立場が相互にかかわり合いながら大きな壁を乗り越えようとしていく姿や言葉に何度も目頭が熱くなった。もう没入しすぎてレコパ決勝で再びメデジンへ向かう辺りからずっと涙が止まらなかった。
ある人物が悪役の如く扱われていた点はちょっと腑に落ちないけど。
またJリーグ好きとしては、元サンガのアンドレイや今年アビスパにいたデメロ、アポジ等が新生シャペコで頑張っている姿が何度も写っていて嬉しかった。
Jリーグともたくさんの縁があり、地元の田舎クラブであるヴァンフォーレ甲府を応援してる自分には親近感を感じずにはいられないシャペコエンセ。
これからもブラジルセリエAに君臨したまま、地元や世界から愛されるチームであり続けてほしい。
シャペコ半端ないって!