がんがん

僕らの先にある道のがんがんのレビュー・感想・評価

僕らの先にある道(2018年製作の映画)
4.0
フィルマー様からオススメのNetflixオリジナル作品を観ようシリーズ

第1弾 失くした体
第2弾 2人のローマ教皇
第3弾 この世に私の居場所なんてない
第4弾 ビート
第5弾 ザ・テキサス・レンジャーズ
第6弾 僕らの先にある道


原題
年越しに、帰省する


本作、正確に言うとNetflixオリジナル作品ではなくNetflix独占配信作品ですが、2018年に中国で13億元(約197億円!!)の超ヒット作品とのこと。

現時点でmark数が576しかない!なんてこと!?

これ、全人類が観るべき作品ですよ…

エンドロールまでボロクソに泣けます…年々涙もろくなっていくのは何なんだろう…うぅ…


もしも…

もしもあの時謝れていたら…もしも、あの時会えていたら…もしも、あの時愛していると言えたなら…

でもね、もしもなんてないんですよね。これは中国版ララランドでした。

ただ本作の主題は恋愛と夢の実現だけではなく。家族愛もきちんと描かれていました。


生駒里奈似のチョウ・ドンユィさんにメロメロになります。

くしゃくしゃに笑うし、美しい涙を流すし。

こんな子と出会ってしまったら、そりゃあ追いかけたくなるってもんです。


原題がとても好み。

中国の旧正月の文化はあまり知らないけれど、お正月の帰省のあの雰囲気が好き。

めんどくささと、ノスタルジーが共存するあの感じ。会うたびに父の背中は小さく見え、母の顔のシワは増えていく。

正月特番や駅伝を観ながら、おせちをつっつく。毎年同じことばかり喋っている気がする。またその話って少しめんどくさくなりながらも。

またね、って家を出る時に少し胸がさみしくなるあの感じ。


本作、エンドロールまでが本編です。
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