もうね、このアニメ頭から離れないのよ…総集編劇場版「届けたいメロディ」で二期目を振り返り、4回目のリズ鳥を鑑賞… 身内からクラリネット借りるくらい影響は強い。 原作も読もうとも決めた。
一応、今作の時系列を簡単に説明しておくと、テレビシリーズ二期の後の話であり、劇中の夏の季節は「リズと青い鳥」と同時進行ということになっている。
感想
正しい決断だし、覚悟はしてたが、やっぱり、のぞみぞ出番少なすぎるよ… 喋ってないしね(笑)
でも「リズ鳥」ファンにはニヤリとさせられる演出も多々あったから良しとしよう。
ニヤニヤとさせられるオープニングからもう主人公久美子と精神を共有してる感覚。主人公が久美子でなければもはや「響け！」ではないと改めて思わせられた。
新キャラの奏もあすか先輩並の小悪魔なやつで、「少し大人になった」久美子でもちょいと手を焼くミステリアスな後輩。もう出てくるキャラが本当に面白くて素晴らしいのである。テレビシリーズを含めて感動シーンが素直に泣けちゃうのはこういうキャラクターのおかげであろう。
そしてなんと言ってもクライマックスの演奏シーン！拍手しかけるほどの存在感。テレビ版より演出が進化。これを劇場で見れて幸せもの。
あえて気になった点を言うと、求という一年生新キャラとスマホで撮ったような演出だけ。
求君についてはあまり興味が湧かなかった。後から彼が抱えている問題が明らかになるがただそれだけのキャラって感じ。「響け！」には素晴らしいキャラが揃いまくってるから彼があまり目立たないのは仕方ないのかもしれない。
スマホ演出に関しては3期目があるなら伏線を張ってる可能性もあるから触れないでおく。
正直、ちょいと詰め込み感がある。それぞれの問題解決の間に間に久美子と秀一のやり取りもあるからさほど気になることはないが。テレビシリーズでやった方がもっと丁寧にキャラクターの人間関係や時間経過は描けたと思う。しかし、やはりそれでも好き。大好き。
なかなかハルヒの3期目もやってくれない京アニ様ではございますが、どうか「響け！」だけは、どうか3期目をお願いします！(できれば立華高校のスピンオフも)
見終わるとなぜか何かに頑張りたくなる熱いアニメでございました。
もう一回見たい…
