このレビューはネタバレを含みます
昨年「リズと青い鳥」を映画館で観てから、この作品世界にはまってしまった。
テレビシリーズもすべて見て、最初の映画もU-NEXTで見た。そして、また会えるという楽しみ。高校2年生になった黄前久美子たち。いやこの世界泣けるよホントに。
びっくりした。いきなり告白するんだから。けど恋のストーリーはほどほどに、青春部活ものの王道と人間関係がメイン。
感情を爆発させる名シーンばかり。先輩になった久美子は少し大人になっていた。
2年生なって1年生が吹部に入部しても、イベントごとは、サンフェス、オーデイション、合宿、コンクールと1年前と同じということが、うれしくもあるが、新しさがないとも思ってしまう。
それでもやっぱり大吉山のシーンはいい。麗奈がやっぱりきれいでびっくりした。
クライマックスは、コンクール。「リズと青い鳥」をたっぷり聴かせてくれる。映画「リズと青い鳥」がいい予習になった。あのふたりの掛け合いに震えた。
京都宇治の街の風景や校舎の背景はやっぱりきれいで、ホントにそのにいるかのようにリアル。この実在感が次作も期待させる。
そして、自分は負けて、泣けてくやしいと思うほど本気でがんばったことがあるか? がんばっても何にもならないという言い訳しているだけじゃないか?