Ricola

アイ・ラブ・メルヴィンのRicolaのレビュー・感想・評価

アイ・ラブ・メルヴィン(1953年製作の映画)
4.7
あの「雨に唄えば」の大好きなドナルド・オコナーとデビー・レイノルズ主演のハッピーな明るいラブコメディ!

ジュディ・シュナイダー(デビー・レイノルズ)はハリウッドスターを夢見ているが、現実はショーで端役をつとめている。ある日、彼女は公園で雑誌のカメラマンのアシスタントのメルヴィン(ドナルド・オコナー)に出会う。そこで彼はジュディに一目惚れをしてしまう。彼女と接点を増やすため、彼女を振り向かせるために自分の雑誌のカバーガールになれば、出世できると大げさに言って彼女との結婚を押し切ろうとする。しかし彼女にはもう婚約者がいて…。

物語重視で観てしまうと内容は薄っぺらいと感じてしまうかもしれないが、そんなところを凌駕するほどとにかく歌とパフォーマンスがとってもいい!!

全楽曲大好きなのだけど、特に好きなのは"Where did you learn to dance?"のシーン。2人の息の合ったパフォーマンスとおちゃらけた感じが可愛くてたまらない!

あと、ドナルド・オコナーの多才さを再認識した。スケート靴でのダンスシーンや「雨に唄えば」の"Make 'em laugh"を彷彿とさせるパフォーマンスシーンなど…。彼のことをもっともっと好きになった!

何度も観返したくなる楽しくてかわいいミュージカルだった。
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