このレビューはネタバレを含みます
メン・イン・ブラック インターナショナル
〜なんでもできる新人オバサンの説教〜
テッサ・トンプソンってこんなお顔でしたっけ？ソーの時はカッコええなと思ってたんですが、今回はちょいブサのオバサンに見えてしまいました😅設定上は２０代ですよね。可愛い新人役は無理がないか？
クリヘムは相変わらずカッコよくてムキムキでユーモラスで最高ですね。あなたが神か。
そんな彼がスマートに活躍する映画が見たかったんですが、最近のハリウッドの風潮のためか、「女上げ男下げ」のクソつまらん映画になってました😩女性を活躍させるのは大歓迎！でもそのために男を下げるなよ、うんざり・・
新人のはずが何でも知ってて何でもできるちょいブサおばさんのエージェントＭが、軽薄で何もできないルックスだけの傲慢バカ男のエージェントＨをずっと見下してバカにします。Ｍってメアリー・スーのＭやったんですね（笑）
ＫとＪのコンビは最高だったなあ。悪いところを強調して描いて相棒をボロクソにけなす本作と違って、良いところでお互いをカバーし合ってました。ってかウィル・スミスが見たかったなあ。
⚠️以下ネタバレです⚠️
全体のお話としては普通です。３作目のようなサプライズがほしかったですね。
Ｔが黒幕っていうのは大体の人が気づくと思います。犯人候補がＴかＣしかいません。Ｃだと捻りが無さすぎるからもうＴしかいません。
でも小ネタは超楽しかったですね。
🎬パリなんて嫌いだ
リーアム・ニーソンにそれを言わすかね。爆笑❗️🤣あんだけ暴れといてよく言うぜ。パリもあんたが嫌いだと思うよ。
🎬相変わらずザルな一般人対策
Ｍが高圧電流のフェンスをフェイクだと見破る場面。ちょっとした偶然ですぐに見破られそうな、相変わらずのＭＩＢクォリティで笑えました。悪ガキが空き缶を投げただけで即バレやで🤣
🎬遊び人
クラブに行く前にシャツのボタンを外しすぎて、遊び人というより変態になるクリヘム最高！
🎬車に銃積みすぎ！
次から次へと車から飛び出してくるガジェットに笑いが止まりませんでした。
🎬宇宙全体だって化学反応で出来てる
これから「恋愛なんて脳の化学反応の結果。意味ない。」とかスカした事言うキャラには、このクリヘムの言葉を体に刻んでやりたい。
🎬ハンマー！
クリヘムが小さいハンマー持ってドヤ顔するのは楽しいですね。何の役にも立たないところまでがお約束！イッツ・ソータイム！
🎬とりあえずデカい銃
とにかく最強の武器で敵を片づける！ＭＩＢ一作目の精神が受け継がれていて安心しました。臭いバグは、元から断つ！
一方とにかく鼻につくのが男下げです😩
Ｈはベテランのはずですが口だけで何の役にも立ちません。一方、新人のＭはなんでもこなすスーパーウーマンでしたね。おかげで未知の領域に足を踏み入れるワクワク感はほぼゼロです。
それだけならいいんですけど、事あるごとに男性批判を挿入してくるので、男としてはうっとうしくて映画に集中できませんでした。
🎬私に夜の相手をさせる気！？
夜のクラブに行った時のことです。なぜこんな訳の分からんプロットを入れた？Ｈは女性蔑視のクソ野郎って設定でもないのに。とりあえず男性批判したいだけやろ？
🎬砂漠でバイクを修理しながら
ＭがＨに向かって「使えなくて、傲慢で、無謀」って悪口を言います。２人でよってたかって１人をクソミソにけなして笑います。本来なら信頼が深まる場面じゃないのか。これＨじゃなくて男の悪口言いたいだけやろ。
🎬 無能の謎
結局、Ｈが無能になったのはなぜだったんでしょうか。はっきりしないまま終わってしまいました。シンプルに元から無能ってこと？じゃあ支部長になっちゃダメでしょ。
まあ真の理由は男はクソだと主張するためなので、物語上の理由なんてどうでもよかったんでしょう😰
🎬ウーマンインブラック
これは良かった。ドヤ顔して振り向いて親指立てるクリヘム最高です。何でもかんでもどこもかしこも平等（笑）にしようとすることへの皮肉っぽかった。
ハリウッドは男を下げなきゃ女性のエンパワメントはできないんでしょうかね。心底イラつきました。
Ｈのキャラクターは、ゴーストバスターズの女性版に出てきたクリヘムに似てますよね。ルックスだけのバカ男という設定はほぼそのままです。でもゴーストバスターズの時はイラつくどころか超笑えました。笑わすためにバカやってて男批判がなかったからです😃これが宇宙の真理。
本作がイマイチなのは相棒の男と女が中良さそうに見えないから。これも真理。
