シリーズ続編に、JとKを出さないという極めて高いハードルを課したMIB。でも彼らと渡り合う新バディに抜擢されたのは、雷神ソーと、ヴァルキリーだ。
正直あざといと感じたが、これはこれで見てみたいと思わせた時点でキャスティングとしては大成功。
お馴染みのサングラスとブラックスーツに、楽しげなガジェットの数々。シリーズファンは安心できるだろう。
取り分け本作の魅力は、テッサ・トンプソン演じるエージェントMの採用過程だろう。1作目でいきなりスカウトされたエージェントJに対して、エージェントMのそれはとても今っぽい。