過去3作とは全くの別物、
そして今作はリブートものでもない。
過去と比べたくなる気持ちは分からんでもないけど、あくまでもスピンオフ。
KとJはコーヒー片手に宇宙人になったり、全身青くなってランプの中で忙しいんです。
あの2人以外にも『こんな凄いエージェントが活躍してるんだー』ってぐらいのスタンスで鑑賞した方が変にハードルを上げる事なく、楽しめると思う。
ビッグタイトルを綺麗におさめて、
可もなく不可もなく、丁度いいB級仕立て。
ファンには嬉しいお馴染みの衣装や、
ド派手なアクション、個性豊かなエイリアンの数々も良し。
テッサのエージェントになるまでのバックボーン、クリヘムを活かした粋な演出、
凸凹だけどこの2人の新たなバディのやり取りも楽しめます。
そんなワクワクする作りを提供してくださるは流石のスピルバーグ。
制作指揮の手腕が今作でも光ってる。
でも確実に人を選ぶ作品である事は確か。
気に入らなかった方はニューラライザーで記憶ぶっ飛ばして過去作見ましょう。
トミーリージョーンズとウィルスミスが如何に凄い名優で、作品にユーモラスな影響力を与えているのかを感じる事が出来るのも今作の魅力なのかもしれない…