けーすけ

メン・イン・ブラック:インターナショナルのけーすけのレビュー・感想・評価

3.1
2019/06/15(土) T・ジョイ PRINCE品川 IMAX 3Dにて鑑賞


個人的には期待しすぎていたせいか、ストーリーはちょっとなあ…という感じ。
でも映画館で観る価値は十分にあるかな、と。
そして、過去作全く観ていなくても楽しめます!

それにしても昨今の「ポリコレ」からか、劇中でもMIBに「Women」が含まれないの?といったやり取りがあったり、
多様性を尊重していく感じがビシバシ出てますね。
否定は全くしないし多様性尊重は良いことだと思うのだけど、
あまりにもあからさまだと押し付けな感を覚えてしまう…。

以下、感想を少々。
核心のネタバレは無いですが、前情報を少しでも見たくない方は鑑賞後にどうぞ~。















本作、MARVEL「マイティ・ソー」シリーズのソー役クリス・ヘムズワースと、同作ヴァルキリー役テッサ・トンプソンが共演!
それぞれがエージェントHとMとして、一緒にミッションに挑むのだけど、コンビ感が過去3作に比べて弱いかな、と。

過去作では、トボけた部分がありつつも締める所はキッチリ締めていたK(トミー・リー・ジョーンズ)と、
ギャグをかましながら意外としっかりしているJ(ウィル・スミス)。
あの二人のコンビとどうしても比較してしまい、今作のこの二人は「うむむ…」と感じてしまった。
絆感を出す演出も特になかったので、その辺も大きいですかね。


導入部分、テッサ・トンプソン演じるモリー(エージェントM)がMIBの存在を知る事になったり、
そこからMIBに加わる流れは良い感じで好きでした。

が、そこから後はあれこれと突っ込みながら見るしかない場面が多々…!
いや、悪くはないんですよ。悪くは。
でも、過去作に比べて、ヤバい状況でシリアスになるシーン部分でのボケとか緩さが無くて、
「ナンカコレジャナイ」感が・・・。
脚本のいけてない部分をクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンの演技が補っている感じが出まくりでした。
(そういった意味合いでは見て損はないですよー)


個人的にブチ上がったのは、冒頭にも言及したけど、
「マイティ・ソー」シリーズのソー役クリス・ヘムズワースが主人公という事で、
何か絡めてくるかなー?と思ってたら、とあるバトルシーンで“アレ”のオマージュが。
MCUファンとしては、ぶっちゃけあのシーンが見られただけで超満足です。笑
他にもセリフでこれもMCUオマージュかな?と思わせるものがちょいちょい出てきましたね。


全体的にはそれなりに楽しめて満足できたけど、
このまま次回作ができるとしたらちょっと期待できないかな~。
けーすけ

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