KnightsofOdessa

メン・イン・ブラック:インターナショナルのKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

1.0
[これこそ"現代"の映画の縮図だ] 0点

未だにラスト数分を見逃したままだが、別に金払ってまで観るような代物でもないのでこの際ここで止めておこうと思う。『マイティ・ソー ラグナロク』の主演二人をそのまま借りパクしたというとても芸はないが金だけはかかったキャスティングという話題性、リブートに"現代的な"意味を振りかけるためのてきとーな"自立した"女性への目配せ、に対する優秀"だった"が今ではちゃらんぽらんな白人イケメン男、マーベルが好きそうな"実は味方が敵でした"という設定。そう、この映画は現代の映画の縮図だったのだ。金儲け至上主義と気味の悪い現代性がここまで浮き彫りになった上で滑り散らかしてる映画も珍しいんじゃないか。いや、私が観てないだけな気もするがね(観たくもねえが)。そういえば『ダークフェニックス』は滑る前に死んでたな。恐らく10年後くらいには、"こんなキモくてダサい映画で女性の強さを暗に訴えようとしてたんだぜ"と言っているだろうし言っていたい。映画界もそれくらいまでには成長してくれてるといいっすね。
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