面白くなる題材のはずなんですけど…
ミステリーとしてのワクワク感も無ければ何の緊迫感も無く残念な映画になっていました。
原因としてはミスリードが雑なうえに見せる順番がチグハグなので緊迫感が生まれていないとこです。
学校のテストだったり宿題とかでも問題を解いて答え合わせするからこそ達成感があり気持ちいい訳であって、答えを見てから問題を解き答え合わせをしても「まぁ…そりゃそうだよな…」となる。
それと同じ事をこの映画では行なっており、謎があって答えがあるのに答えを見せてから謎を見せているので犯人が判明しても何も思わない。
また、犯人の行動をわざわざ見せているせいか不気味さも全く感じられない。
相手が見えないからこそ、こういうのって怖いんじゃないですか。
ある2人の人物の過去のエピソードも雑なうえに中途半端なので映画になんの影響も与えておらず本当に勿体ない。
これを広げれば多少なりともいいエピソードに出来たはずです。
そろそろ邦画も違和感のある台詞や演出、ダサいBGM、そして何より見てる側に分かりやすく伝え過ぎる説明シーンとか辞める方向に出来ないですかね?