若い頃読んだ小説(うろ覚え)…
筒井康隆さんだったかな？
殺人事件が起こるのですが後半どうやら犯人がその死体を料理して食べようとしているという猟奇的な展開をみせる…
でも実はこれは文芸賞に応募された作品であり、しかも手違いからミステリー小説の前半と料理小説の後半の原稿が混じってしまっていたというオチがつく…
それを知らずに読んでいた読者は死体にものすごく具体的に味付けなんかをしていくもんだから…なんかシュールな世界に引き込まれていくような…とても面白い短編だった…
「スマホを落としただけなのに」
なんだかこの小説のような脚本でした。
ラブコメとホラーとミステリーの原稿が混じってしまったんじゃないのか？
よく言えば先が読めず振り回されて面白い…反面…「んなバカな！」と突っ込みたくもなるという…そんな映画…
中田秀夫さんという監督はちょっと不思議な人だと思う。
デビュー作の「女優霊」は衝撃的に怖かった…今となってはよくあるホラーだと思われるかも知れませんがＪホラーというジャンルを誕生させたと言ってもいいエポックメイキングな作品でした…それは傑作「リング」に繋がります。
最近の「クロユリ団地」や「劇場霊」はあんまり怖くないような…なんかベテランになるほど下手になってない？とか失礼なことを思ったりもしました。
本作を見てもさすが！上手いなぁというところと新人か？みたいな下手に感じるところが混在してる感じ…
脚本だけじゃなく監督も何人か混じってるんじゃないか？そう思いました。
…とはいえ最後まで楽しく観ました…
北川景子って綺麗だとは思うけどタイプではないし(メアリージュンのほうが好き)全然演技うまいとも思えないけど…何故か擁護したくなるのはなぜでしょうか？人柄？
昔…TSUTAYAのＡＶコーナーでスマホを落としたことがあります。同士のおじさんが気づいて追いかけて来てくれました。スマホ画面に懐かしいＡＶ女優の検索結果が出たままになってておじさんと盛り上がって友達になりました…いい思い出です😸💦
