ナチスドイツの全面降伏から15年後の1960年、600万人ものユダヤ人虐殺の中心的な被疑者、アドルフ・アイヒマンがブエノスアイレスに潜伏している事がわかりイスラエルのモサドが拉致し連れかえって裁判で裁いた史実がもとになっている。
「アバウト・ア・ボーイ」などのクリスワイツ監督。キャストはオスカー・アイザック、ベン・キングスレー、メラニー・ロラン、「コロンバス」のヘイリー・ル・リチャードソンなど。サー・キングスレーはアイヒマン本人の小物感とは貫禄が違いすぎるけどね。
前半は映像、音効がなかなか緊張感を醸し出していて期待したのだけど、中弛みしてそのまま、淡々とサラっと、って感じだった。
考えられないほど残虐で精密な計画を実行したにも関わらず”国を守る手伝いをするため、自分は組織の命令に従っただけ”と言う続けたアイヒマン。
大量虐殺の首謀者、戦争犯罪、15年後、強引な拉致監禁、連れ去り、絞首刑。
全世界に放送されたナチ戦犯裁判の主人公だけに、アイヒマンについての映画は数多くあるな🤔
