かおる

オペレーション・フィナーレのかおるのレビュー・感想・評価

4.0

ナチスの戦犯アイヒマンを捕え裁判で裁く過程を史実に基づいて描いている作品。

イスラエル首相の言葉がグッと刺さりました。

ここでアイヒマンを捉え裁判で裁く意味、諜報員達の怒りによる殺意と、生かしたままイスラエルに連れ帰る意味との葛藤。

アイヒマンが妻子を愛して普通に暮らしている、という印象を持たせることで、当時同じように普通に家族と一緒に暮していた人々がなぜ大量虐殺されなければいけなかったのか、あまりにも不自然で異常な事だと改めて感じさせられました。
かおる

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