みうさん

エリック・クラプトン~12小節の人生~のみうさんのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

友達が試写会が当たったので、ご招待いただきました。正直なところ、自分は音楽好きですが、クラプトンについてはあまり通っておらず、ブルースについても特に思い入れが強い方ではありません。だから、知らないこととか結構あって(知ってるのはギターの神様、様々な依存症、子供を亡くして作った曲が後期の転換点、くらい)興味深いところもあった(絵が上手いとか非常にオシャレさんとか)けど、なんだろう編集がひどくて、多分70年代後半からが駆け足だったので、使えないフッテージとかがあったんだろうけど、それならもつと90分くらいにコンパクトに収められたのでは?と、60年代が(何もしていない期間)延々と終わらなかったり、急に15年前の回想が来たり、ちょっとダレダレでした。それにしても、奥手と言う割に全く奥手ではなく(私は全然タイプじゃないせいか)なんでこんなにモテモテなのか…と思い続けた2時間15分でした。ただ、ものすごく練習してる(練習と思わずに)ので、そういうところは、やはり一朝一夕にはクラプトンになれるわけじゃないよね、とは思いました。そして、全ての悲しみや憎しみの感情をものすごく理想的な形で芸術に昇華しているのがすごいなーって思いました。お母さんの件はかわいそうですけど。
多分クラプトン好きな人とか、クラプトンのギターがたまらない人とか、クラプトンがタイプの人にはたまらない映画だと思います。
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