このレビューはネタバレを含みます
この映画は音楽ドキュメンタリーとも言えるし、人間ドキュメンタリーとも言える。
彼のキャリアが基本的に時系列を追ってわかりやすく説明されていた。
人柄の良さで知られるクラプトンがどうして中毒に陥ったのかも詳しく語られる。
特に「いとしのレイラ」の話は
パティ・ボイドの証言がなければ成立しなかっただろう。
ヤク中、アル中時代のクラプトンはまるで別人のようになっていた。
ステージから客席に向かって悪態をついているシーンがあったが、ほとんど某ギャラガー兄弟みたいな汚い言葉を使っていて驚いた。
名曲が出来るプロセスが本人やバンドメンバー、関係者の証言をもとに辿られ、
見応えは十分。
クラプトン好きでもそうでなくても映画館に足を運ぶべきだと思う。