今週これを観にいくために、ティモシーをスクリーンで観るために頑張って、息抜きに映画館へ行ったけど正直全然息抜きにはならなかった。でも観たことは後悔してない!
よくありがちな1回堕落して結局ハッピーエンドみたいな単純なのは期待しないほうが良い。だって人生そんなに上手くいかないから。
終始苦しい映画だった。
ニックの苦しみ、デヴィッドの苦しみ。
そして2人の母と弟妹たちの心情。
悲しいとか感動とかじゃなくて苦しくて涙が止まらなかった。
まだ私は親じゃないからデイヴィッドの心情は完全に理解できていないと思う。それでも彼の葛藤は十分伝わってきたし、同じ18歳としてニックの苦しみは痛いほど心に響いた。
みんなやってる、という私たちの周りに溢れているフレーズ。これがどれほどの災い、苦しみを産むのか。何気ない軽はずみな行動の重みを学んだ。
キャプテンマーベルとかコナンとかで劇場は賑わっていて、全ての映画館で上映しているわけではないけれど、ぜひより多くの人に届いてほしいと思った作品。
ティモシーは相変わらず圧巻の演技で、美しくて、ドラッグに侵されていく姿でさえ美しかった。