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ビューティフル・ボーイのkaiのレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
3.8
公開初日に観た。
ドラッグに溺れて行く息子と息子を支える父親の8年間。実話に基づく。
予想以上に重く、ずっしりと来る作品だった。
ティモシー・シャラメの演技が気迫がこもっていた。スティーヴ・カレルの愛情深く思慮深い演技も良かった。義母の運転シーンが個人的には好きだ。言葉は無くても伝わるものがあった。
何故ドラッグに手を出すのか?、どんな時にドラッグに再び手を出すのか?、家族はどうすればよいのか?家族は救うことが出来るのか?等々、訴えてくる。
何度も登場するハグのシーンとティモシーのハイな姿が印象に残っている。
救おうとする家族がいることはまだ幸せなのだと思った。

”米国における50歳以下の死亡率1位が薬物摂取”エンドロールの表記より
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