身内に依存症のような人がいるので(薬物ではないけれど)、「美しい」や「大変です」のような他人事な感想で済まない。観るのに躊躇していた一本。
切っ掛けが寂しさだったとしても、最終的には自分の問題だ。自分の問題だと気づいてからが物語の始まりだと思い知らされる。
這い上がっては大波に飲まれる状況に、ただただ胃が痛い。
何よりも大切にしてきたはずのものを救えないと気づくとき、親の気持ちになると悲しく、寂しい。
見守るのも耐えるのも人生か。親子の在り方について考える。
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