来夢

ビューティフル・ボーイの来夢のレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
3.5
ちょっと綺麗すぎな気もしたかな。薬やって無くてもこのくらいの反抗は男ならあるもんで、そこにドラッグの危険性を上乗せしたら、もっとイケメンの影も形もなくなるくらいにボロクソにならないとな、メッセージとしては少し弱く感じてしまったかな。お父さんもね、子供への愛情がちょっと違う方向に向いてしまっているのが、それじゃあ駄目だよ~と子供目線で観てしまった。けれど、親目線でみたらやっぱり怖いよね。もし自分の子供が~とか思い始めたらね。
元々音楽目当てで観に行った(君の名前で~もそうだったな)ので、そこはもうテンションあがる。MogwaiにMassive AttackにSigur RosにNIRVANAに・・・・・・。ジョン・レノンの名曲に~みたいなキャッチコピーだった気がするけれど、ここら辺の超大御所の名前を出さないの勿体ないよなぁ(まぁ映画の題名が曲名だから仕方ないか)。
やっぱり「君の名前で~」の時同様に普段ミニシアター系の劇場で見かけないタイプの女性客が多かったけれど、彼女たちが「美しかった~」と口をそろえて言っていたので、同時にドラッグについてのメッセージも伝わっていたら良いんだけれどなぁーと思いました。
確かにイケメンだけれどもね。
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