「自分は、何のために生きているんだろう、」
こういうイタく厨二なことをこの年になると考えることがありますw😅
踏切に人が入ったかなんかで電車が止まり、そのせいで途中からの鑑賞になり多少いらつきながらも、僕は終始このことを考えていました。
主人公のニックが真に悩んでいることは分からずとも、彼の性格や心の弱さがどうも自分に似ているような気がして、感情移入が止まりませんでした。
薬が身近であるアメリカにおいて、それはいい心の逃げ道になる。。
一瞬だけはその人の気持ちに寄り添ってはくれるがその後の面倒は一切見てくれない。
もう一度あの感覚を味わいたいがために再び薬に手を出してしまう。
やめようとはするも、当時の記憶がやさしく肩を叩いてくる、
その辛さがティモシーの演技を通じて痛いほど伝わってきた。
そして本当に美しいですね彼は。「BeautifulBoy」とはティモシーのためにあるような言葉ですね。
そんなニックの父親を演じたスティーヴ・カレルの演技も良かった。
この前観た「バイス」とは全く雰囲気が違って驚きました。
俳優さんってすごいです。