えーこ

ビューティフル・ボーイのえーこのレビュー・感想・評価

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)
3.4
ジョン·レノンが愛息ショーンに捧げた曲「ビューティフル·ボーイ」
劇中でもデヴィットがニックに歌っているが、この歌詞のように息子への父の愛を描いている。

原作は、13回の依存性再発のため7つの治療センターを訪れた8年間の軌跡をそれぞれの視点から描いた回顧録だそうだが、
映画はほぼ父親視点で描かれていて、
実際の更正と再発を繰り返すニックのもがき苦しむ様子などはあまり描かれず、
なんだか上っ面だけに見えた。
回想入れすぎて、散らかってる。

そもそも彼はなぜドラッグに陥ったのか。
義理の弟や妹がいて、
愛し続けてもらうためには、
"自慢の息子"であり続けなければならない、そんな重圧に押し潰されそうになったのか。

"すべてをこえて愛してる"
いつになくイケメンのスティーヴ·カレル、
まさにビューティフルボーイのティモシー·シャラメ、
あまりに綺麗事にまとめ過ぎてるような、、
父親がニックばかりにかまけてても、
小さい弟妹はごねることなく、
聞き分けがいいのもなんだかなー
美しいシャラメの顔が薬断ちに歪み、
喚き、暴れるような、
もっと醜い部分が観たかった(笑)