"これが僕なんだ。こんな僕は嫌い？"
洋画の中でしばしば登場するドラッグ。もちろん私は使用経験も本物を見たこともないので、一種の小道具のような感覚でそれらを見ていたけど、今作みたいな薬物依存を題材にした作品を観ると、ショッキング。。中高のときに保健の授業で薬物についてのビデオを見た記憶があるけど、薬物依存の克服はすごいハードルが高いことなんだなって分かる。
今作は、ドラッグ中毒に陥ってしまった息子と、彼を救おうとする父親の実話ベースの物語。駄目だと頭では分かっていても、薬物を繰り返してしまう主人公の葛藤、そして息子を信じたいけどもうどうしたらいいのか分からないという父親の苦悩に、心が痛くなった。2人の熱演が本当に素晴らしかったー！ティモシー・シャラメはマジでビューティフルボーイだよね。
