ビューティフル・ボーイの作品情報・感想・評価

「ビューティフル・ボーイ」に投稿された感想・評価

《痛く美しい再生の記録》

(あらすじ)

成績優秀でスポーツ万能、将来を期待されていたニックは、ふとしたきっかけで手を出したドラッグに次第にのめり込んでいく。
更生施設を抜け出したり、再発を繰り返すニックを、大きな愛と献身で見守り包み込む父親デヴィッド。何度裏切られても、息子を信じ続けることができたのは、すべてをこえて愛している存在だから。
父デヴィッドと、ドラッグ依存症だった息子ニックがそれぞれの視点で書いた実話に基づく愛と再生の物語。


(感想)

今回人生初の試写会に行って観ました。

今回主演を務めたティモシー・シャメラ。
自分はティモシー・シャメラを知りませんでしたが、2018年度のアカデミー賞の最年少主演男優賞にノミネートされるほどの実力がある期待の若手俳優でした。
この若さでドラック中毒の役を演じるのは参考や経験がほとんどないため難しい演技に挑戦しているなと感じました。
ちなみにこの役を演じるにあたって9kg体重を落としたそうです。

終始丁寧に描かれているが話がゆっくり展開するため少しウトウトしてしまいました。
日本人からしたら薬物と格闘しているシーンなどは現実味がないため共感は薄いかも。

しかしながら、薬物乱用の基準を満たしているアメリカ人は約2千万人、薬物の過剰摂取で年間に死亡した人数は約27,000人。
これはれっきとした社会問題だと思います。
それを2人の親子を軸に丁寧に描き上げたところにこの作品の大きな意味を感じました。
satoki

satokiの感想・評価

3.8
美しい映像

深い愛情を感じながらも堕落していく主人公に絶望しながら
自己投影してしまうような作品

とにかく綺麗
こんなに残酷な世界を美しいと思ってしまう
薬物を我慢するのは、一生性欲を我慢するよりもツライことらしい。。そうなると、やはり1人では無理無理無理です。
薬物を断ち切るのはこんなにも難しい。家族の愛があってもその道のりは果てしなくて孤独、自分でしか自分を救えない。「薬物は全てを蝕む」分かっていたはずなのに初めてその本質を目の当たりにして怯えた。米国での50歳以下の死因1位は薬物、他人事じゃない。ラリったときのティモシーの演技が秀逸。エンドロールで詩を朗読する演出も凝っていて好きでした。
ドラッグに溺れていく息子と親身に支えるその父親。と家族。
支え続けた父親がたどり着いた一言が痛烈に胸に刺さります。
家族といえど違う自我を持ち、自分の意思で立って生きている。
綺麗事でも理想論でも崩せない問題を目の当たりにしました。
ただただ、父親の深い愛と傷つけ合い肩を寄せ合う家族の姿に涙がとまりませんでした。
matsu

matsuの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

何回説得しても何回心を入れ替えようとしてもうまくいかず、その度に衝突の度合いは大きくなっていくけど、それでも「すべて」の抱擁を欠かさなかったり「愛してる」と伝え合う2人に、親子の愛情の深さをビシビシと感じた😔

ティモシー・シャラメの顔がよすぎて、溌剌とした青年っぽい表情も、薬キメてるときのちょっとヤバそうな表情も映えてた、顔がよすぎる〜と思ってたら『君の名前で僕を呼んで』の主演の子なのか…!

映像も光の使い方とかめっちゃキレイで、子供たちと遊んでるときの日差しとか水の煌めきとか、夜の街の灯りとか、すごい美しかった
mo

moの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そこまで期待せずに見たら想像以上に好きなやつだった…
カレンがニックを追って車を走らせるシーン、涙がこぼれた そうなのよ 家族とか愛とかって、血は関係ないの本当に

映像、音楽、衣装と部屋のスタイリング、ぜんぶがわたし好みで良かった
それから最後に、弟と妹がちょー可愛い
askr

askrの感想・評価

2.8
実話のヤク中更生物語。


こう言っちゃお終いやけど一回染まった奴は一生抜け出されへん気しかしないな。
あれはもうある種の病気やから。

だからなにがなんでも薬物には手を出さないことが最善。そりゃみんな分かってるかw


たとえ5年辞めれても10年辞めれてても、いつどこで衝動にかられるのか分からないまま一生苦しみ続けることには変わりない。

だからこそラストもハッピーエンドではないように感じる。
roro

roroの感想・評価

3.0
父親には響く映画かも。

あまり、記憶に残らない映画だった。
ティモシーよりもスティーヴカレルの演技に夢中になってしまった。
chanmai

chanmaiの感想・評価

3.0
重いテーマながら、所々のアート性が高い, NIRVANA使い方が良かった!
エンドロールは最後まで見ないとね。
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