ビューティフル・ボーイの作品情報・感想・評価・動画配信

「ビューティフル・ボーイ」に投稿された感想・評価

葵

葵の感想・評価

3.9
2020年157本目

観てるうちにちょっとずつ引き込まれていったけど、その分後半辛かった。
薬物依存症に陥った息子と彼を助けようとする父親の絶望と希望を描いた実話ドラマ。

男前で成績優秀の優等生だったニック。誰からも好かれるようなナイスガイが、ふとした好奇心から薬物に手を出した事で全てが暗転。情緒不安定で感情抑制が不可能な状態になり、施設に入っても逃走する始末。親子関係も悪化の一途を辿ってしまいます。

そんなニックを演じるのは今の時代を代表する若手俳優の1人となったティモシー・シャラメ。彼自身が本作への出演を熱望して、劇中では文字通り体当たりの演技を見せてくれました。

回復の傾向があってもすぐにまた逆戻り。どれだけ周りが言っても自分を改められない。ドラッグに体を支配されているニックを見ていると、薬物依存の恐ろしさとそんなのが簡単に手に入るアメリカの若年層の現実を思い知らされます。

基本的にはそのニックの姿が中心に描かれていますが、その一方で父親のデヴィッドの目線からも一連の様子が描かれているのは本作の特徴。

息子の回復を手助けしようとしても何度も裏切られ、焦りと不安、そして疲労困憊。それでも息子を信じ続ける親心をスティーヴ・カレルが見事に表現。

以前の仲が良い時の2人の姿からリハビリを巡って言い争ったり、厳しく突き放したりと色んな局面がありますが、それらも全て息子を愛してるからこその事。様々な出来事があった後のラストシーンは色々と考えさせられました。

薬物依存症の恐ろしさを描いた映画で真っ先に思い浮かぶのは「レクイエム・フォー・ドリーム」。あの作品はエグいほどストレートに描いていましたが、本作はその対極的でどこか温かみのある映像に緩急もそれほど無し。

でも綺麗事は一切抜きで物語を展開しているのは同じですし、派手さが無い分出演者の迫真の演技に重きが置かれています。薬物がどれほど自分自身と大切な人との関係を壊してしまう存在なのかを痛感させてくれる一作です。
あやか

あやかの感想・評価

3.8
初ティモシー・シャラメでした。
" everything" "すべて"
みんな書いてるけど感じることは一緒だねえ。愛が詰まった映画でした。

重たいよ〜重たい〜
Minami

Minamiの感想・評価

3.7
途中で流れるシガーロスが良かった。
何においても依存はこわい。
ティモシー細過ぎ。
子どもがいちばん冷静だった。

このレビューはネタバレを含みます

*あらすじ
堕ちていく息子を、信じ続けた8年間。
ジョン・レノンの名曲が彩る、痛ましくも美しい愛と再生の記録。

成績優秀でスポーツ万能、将来を期待されていた学生ニックは、ふとしたきっかけで手を出したドラッグに次第にのめり込んでいく。更生施設を抜け出したり、再発を繰り返すニックを、大きな愛と献身で見守り包み込む父親デヴィッド。何度裏切られても息子を信じ続けることができたのは、すべてを超えて愛している存在だから。ニックの再生への旅は始まったばかり……。
ドラッグ依存症だった、Netflixドラマ「13の理由」の脚本家ニックと、その父親デヴィッドがそれぞれの視点で執筆した、2冊のベストセラー・ノンフィクションを原作とする、実話に基づく愛と再生の物語。


*感想
数カ月前にプライムビデオにて鑑賞。
深夜に観始めてしまったので、ずしんと重さが増した。
一気に観れなくて数回に分けて観た。
今思い出すと、私的にはジョンレノンの音楽よりも
ニック役のティモシー・シャラメに引き込まれた。
父親の目線から見ても苦しいし、
息子の目線から見ても苦しい。
でも、気が付くと息子のニックの目線で観てしまう。
「すべてを越えて愛してる」の意味での
親子の合言葉の"EVERYTHING"
幼いころのニックはその意のまま受け取ったのだけれど、
父親には自分以外の愛する存在があったと知ったときに
自分の価値が揺らぐくらいのショックだったのではないだろうか。
自分の愛する人たちが愛し合えない関係になっていくのを
身近でみていたら、どんな傷になるだろうか。
若気の至りと言うよりも、愛情に強い起因があるとしか
思えなくなってしまった。
依存症はもちろん恐ろしい。
でも、自分が望む愛情を得れないときに、
そのことを忘れさせてくれるものに出会ってしまったら
誰でも依存症になり得る危険があるとも思った。

色々と考えさせられた映画だった。

追伸:ティモシー・シャラメの出演作をもっと観てみたくなった。
   トイレで薬を打つところを鮮明に覚えている。
R

Rの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

わけを一切語らずにいるところがリアルだった。依存症は全てを奪う。健康も笑顔も楽しみも感動も思い出も、すべてを
実話だそうだ。
無邪気な二人の幼い子とニックの幼い頃の姿が重なりあう。二つの家族を持っていると大変だな。壁からニックの写真を外すシーンはつらくて見てられない。
更生するのは、本当に大変なことだと思わせるラストだった。
halu

haluの感想・評価

4.3
一人ひとりの行動や涙に何回も涙腺崩壊した。苦しいけど、温かい。素敵な映画だと思う。

ドラッグってほんとに怖いな…
Pocca

Poccaの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

依存症の映画観るのってこんなにしんどいんだなって思った。観るに耐えない気持ちと、ニックが再起するところを観たくて祈るような気持ちで最後まで観た。
悪習を断つのって本当にきつい。依存性の高いものを断てるほど強く満たされることなどほぼないしそんなに強くない
さーか

さーかの感想・評価

3.8
ティモシーシャラメ良かった!

目を背けたくなるような辛さ。長い戦い。どうあるかは本人次第だけど、間違いなく周りも色々と戦ってる。
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