The Witch／魔女のminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

高校生のヒロインは酪農家の父母のもとで平凡に暮らしていた。ところが経営難の家業の足しになればと賞金目当てでTV番組に出演した日から彼女を不審な男が付け回すようになる。やがて彼女の出生の秘密が明らかになるのだが......という話。

サイキックアクションものとしてはかなり良くできた作品。
普通の少女として登場したヒロインが実は最強の人造人間で、しかもデスノートの夜神月ばりに相手組織をその頭脳で手玉に取って追い詰めていたことが判明する中盤は鳥肌がたった。そしてそのあとに続く血みどろの戦いはスピード感があってとても楽しめた。脅えていたヒロインが敵超能力者たちを圧倒するところは爽快ですらあった。ヒロインが残虐なだけな殺人者ではなく、10年間の生活によって父母や親友に対して親愛の情を持つようになっている点も良かった。第一部となっているが、続編制作されてるのだろうか？

人造人間たちの身体能力が高すぎるので、サイコキネシスがあんまり役に立たない。