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The Witch/魔女の一人旅のレビュー・感想・評価

The Witch/魔女(2018年製作の映画)
3.0
パク・フンジョン監督作。

2023年5月に続編が劇場公開される韓国産アクションスリラーで、テレビドラマ「梨泰院クラス」で注目を浴びたキム・ダミが能力者のヒロインを力演します。

遺伝子操作によって超人的な能力を得た少女の孤独な戦いを描いたSFアクションスリラーで、8歳の時に実験施設を脱走し酪農夫婦の養女となった高校生の少女がオーディション番組への出演をきっかけに謎の組織に狙われていく中、自身の宿命に直面し壮絶な戦いに身を投じていく様を描きます。

少女の出自の秘密と超人的能力のお披露目を中心にした“少女覚醒篇”となっていて、中盤以降に展開されるスタイリッシュなアクションシークエンスが迫真の迫力で描写されます。まだ幼さの残る少女が不敵な笑みを浮かべながら敵勢を蹴散らす光景がまさしく“魔女”的な感覚を付与していて、前半と後半での少女のキャラクターの転回が鮮烈な印象を残しています。
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