Ryan

The Witch/魔女のRyanのレビュー・感想・評価

The Witch/魔女(2018年製作の映画)
3.6
ゆで卵は好きじゃない。


ストーリー
特別な能力を持つ子どもたちが集められた施設を抜け出して倒れていた8歳の少女は、ある酪農家の夫婦に拾われてジャユンとして育てられる。10年後、家の家計が苦しくなったことから優勝賞金5億ウォンのオーディション番組に出演したジャユンだったが、謎の集団から追われるようになる。


主演 キム・ダミ
監督 パク・フンジョン



とてもユニークで面白いが、期待値を超えるほどではなかった。
韓国映画なんでもできるな!すげぇー!って印象。
ストーリーも塩梅なキャラクター設定やわざと無駄に長い序盤など全てを活かしながら伏線に持っていくのは上手い。
後半の怒涛の展開に思わずこれを待っていた!と拍手したくなる。

しかし、期待値が高すぎたのかめちゃくちゃ面白いとはならなかった。
終盤はなんとなくオチが読めるし、今後のシリーズに期待させてくれる展開。

キムダミ演じる魔女がとにかくよく作り込まれており、まだ最終目標を見せていないのがこの映画の強みだろう。つまり今後の展開次第ではどうとでも持って行けるからだ。
その最終到着点がなんなのか?
これからどんな物語になって行くのか?
とても気になる。

続編を観に行くか迷うが、もし劇場で観たならばきっと面白いだろう。
Ryan

Ryan