少女A

The Witch/魔女の少女Aのレビュー・感想・評価

The Witch/魔女(2018年製作の映画)
4.5
血まみれのシーンから始まり、不穏な空気が漂う冒頭。
怪しげな施設から逃げ出したジャユンは、ショックにより記憶喪失になったが、優しい酪農夫婦に育てられる。
冒頭の不穏な空気を忘れさせられるくらい、平凡で穏やかな日常が展開されるんですど、後半はまた雰囲気が一変して、シリアスでバイオテンスな展開になります。

少女の変貌は前半と後半では、もはや別人レベル。
少女の鬼才ぶりに度肝を抜かれ、後半からはもう画面から目が離せませんでした。

この映画を観ていた時の感覚は、「パラサイト」を観ていた時のと似ていて、先の読めない展開に、ハラハラ落ち着けない感じでした。
「ん?どういうことだ?」で始まって、最後は「そういうこと?!!やられた!」でした。
謎が後半になって一気に解けていくのが、気持ちよかった。2回観たくなることな違いなしです!

バイオレンスで、血まみれなので苦手な方は注意してください。
少女A

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