つるみん

神と共に 第二章:因と縁のつるみんのレビュー・感想・評価

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)
4.0
続いて二章へ。
観た方なら分かると思うが『トッケビ』を彷彿とさせる千年の時を経て完結する壮大な物語。つまり今回は人間が中心ではなく、使者の物語となってくる。第一章でそれとなく隠していた謎が今回メインになってくる為、一つ一つの謎が解けていく度に鳥肌の連続だった。そのキーマンとなるのが、前作MCUばりの登場をしたマ・ドンソク。彼がまあ良い役をしていて、自慢のアクションは少なめだけれど、その存在感だけで持つ。

前作に続き、使者はハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギの3人。まあ第一章であれだけ、キャラクター像が確立された中での第二章な訳であって、感情移入もしやすい分、かなり心が揺れ動かされました。

個人的には第一章の方が好きですが、第二章があまりにも素晴らしいので評価は本作の方が少し高めにつけました。

第二章では、検察側のオ・ダルスが違う役者さんに変わっていたのが、少々残念であったのと、あと第一章にも言えるのですが、VFXの使いとしては素晴らしいのですが、クリーチャーがダサすぎる。しまいには恐竜を出してしまうという諦め方。『ジュラシックワールド』のパクリですし(笑)

クリーチャー造形については、まだまだ日本には到底及ばないかなと。
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