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愛がなんだのnamieのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
4.6
この映画で終始表現したい内容に関して、おそらくは中年を越えた人間、肉眼的にリアルなラブロマンスを経験した事が無い人にはこの現在の20代が経験している恋愛のディティールには気付けないだろうと断言出来る。それくらいに会話の節々に生の感情が存在していたと断言出来るくらいの現場感。日本におけるロマンスの現場が凝縮され過ぎてて凄まじい。
テルコとマモル、葉子とナカハラの複雑な恋愛は単にティーンエイジャーから20代後半特有の愛という概念の崇高化でしか無く、実のところ話がこじれた時に「よし、パスタ作るよ!」と言い出せるすみれさんが見た目に反して1番恋愛の本質を理解出来ているのだと、実体験を踏まえてもそう思います。湘南乃風も言ってたから間違いねぇ。
バカだなコイツらよ〜っていじらしい気持ちになりながら楽しむラブロマンスムービーという点においては揺るぎようのない傑作です、、!
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