いのさん

愛がなんだのいのさんのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
4.3
《愛ってなんなんだ》

(あらすじ)

主人公であるテルちゃんのダメ恋愛ぶりを描いた物語。
彼女は恋がなければ生きていけない性格で、何事よりも恋を優先する。そのため会社へは無断欠勤、無断遅刻・早退。なぜかというと恋愛相手からの呼び出しがあると真っ先に駆けつけてしまうから。
彼女の恋愛には、常識という概念が存在しない。

そんな彼女が恋をした田中守という青年、通称マモちゃん。彼に恋人はおらず、出版社に勤めている。
2人の出会いは飲み会。出会ってからというものの、マモちゃんは仲のよい友達のように、深夜になってはテルちゃんを飲みに誘う。彼女はその誘いを絶対に断らない。たとえ深夜であっても駆ける。そんな彼女をいいように利用しているマモちゃんは、やがて彼女と深い仲にもなっていくことに、

(感想)

この映画の見どころは何と言っても「恋をしたことがある人なら登場人物の誰かと共感ができてしまう」ところ。

恋愛に対する価値観は人それぞれ違う、だから恋愛は成立したり、しなかったり。
そんな繊細な恋の動きを事細かに描いていることに感動しました。

みんなはきっと仲原君推しなんだろうけど、自分は間違いなくマモちゃんだと思います。
(終わった後みんながマモちゃんサイテーとかクズすぎとか言うけど俺はなんも言い返せない笑)

終始マモちゃんと自分を照らし合わせて見ていたら、1分に1回共感ポイントがあって120回以上共感できてしまい、終わった後1人で温かいうどん食べに行きました。笑

しかし、ぶっちゃけた話をすると、自分の今の学生時代の恋の方がもっと濃くてドロドロで人間性があって面白い脚本かけると思ってしまいました。
みなさん「愛がなんだ」を観て、愛とは何か語りましょう。
いのさん

いのさん