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愛がなんだのcanaのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
4.2
一言で言うと、ある男性のことを盲目的に一途に想う女性の話。。

なのですが、
感情的に恋する単純なバカ女ではないので逆にリアルで怖い。

こういう話って女の方にイライラしちゃうことが多いんだけど、
岸井ゆきの演じるテルコがあまりにも開き直ってるからなのか、呆れとドン引きを通り越していっそ清々しい気持ちさえしてしまった笑
まんぷくのタカちゃんも可愛いらしかったけど、あひる口が良き。

あそこまで迷わずに彼のことを想えるのならば、もうそれでいいんじゃないかと思ってしまった。
仕事をクビになるのはやばいけど笑

テルコをどう思うかは観る人によってかなり意見が分かれる気がする。
いや、基本ダメ女だと思うんだけど、絶対公園でごはん食べながら話してる時に自覚もしたよね?ってあたり。
これは自分で理解した上での確信犯。
だからこそすごいけど。

そして、人は見た目が〜のドラマの時も思ったけど、成田凌はこういう絶妙なダメンズ演じるのホントうまい!
絶妙!!笑

なぜかどこか100%客観的には観られない部分があった…
のは私だけじゃないと思いたい笑

GW中の池袋、
カップルや若い女子たちが多くて予告中もガヤガヤ、本編始まってからも10人以上の人が遅れて入ってきて、まじかよと思ったけど、
そんな人たちがエンドロール終わるまで誰一人言葉を交わさず退席しなかったのは、この映画の登場人物たちに思い当たる誰かがいたのかもしれない…と思った。

隣の女子大生っぽい子たちが、終わった後に、えーなにこれ!難しい!って言ってたのが印象的でした笑

仲原君の

「幸せになりたいっすねー。」

がすごく突き刺さる。。。
彼らは幸せを掴めたのかな?


そして、また酔の助出てた🍶
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