予告編で絶対面白いと思って見に行きました。
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岸井ゆきの演じるテルコは成田凌演じるマモルに一目惚れした日から、マモル中心の生活になってしまった。仕事中から真夜中まで、仕事を失いかけても、友達から冷めた目で見られても。しかし、そんなテルコとは裏腹にマモルは特に恋愛感情も抱かず、テルコの事を都合の良い女としか見ていなかった。ある日マモルがテルコの家に泊まった時から二人の距離は近づいたと思ったが、ある時を境に連絡が途切れてしまう。
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何か面白い展開がある訳でもなく、淡々と進む映画。ただ、この映画が面白いのは、成田凌が怖い程にリアルということ。劇中の成田凌は誰が見てもクズ男。具合が悪くなればテルコを呼び出し自分の都合で追い返す。そんなクズ男を素晴らしく演じた成田凌。実際の成田凌もこんなクズ男なのではないかと疑う程に自然。
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劇中に成田凌が岸井ゆきのの後ろから抱きつく形でチューブから出したケチャップを指に乗せて口へと運ぶシーンがあるのだけども、そこのセリフはアドリブなのだとか。岸井ゆきのの口にケチャップを運んだ後「追ケチャップ」と言うアドリブには岸井ゆきの自身も驚いたらしく、本当の笑顔が見えた気がした(笑) 監督からも「成田凌が出ちゃったね」と言われたそう。
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見る人の感性によって変わってくる映画なのかなと思いました。是非とも成田凌の演技を見ていただきたい。
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