ドラマ『日本ボロ宿紀行』に出ていた深川麻衣を見たくて行ってみると…映画館が女子でいっぱい。いつもよりさらに隅に座った 笑
「マモちゃん」（守）を好きになったテルコ。守のことが第一となり、すべてを合わせようとした結果、仕事も辞めてしまう。でも守はつれない。「つきあう」ということにはならない。一方で友達の葉子には、葉子を慕いすべての都合を合わせる仲原がいる。葉子も仲原につれない。テルコも仲原もそれでも相手のことを思うが、すみれの登場で気持ちに変化が生まれる…
（以降ネタバレあり）
男女のパワーバランスの問題。惚れたら負けっていうことか。守がＳでテルコがＭで、葉子がＳで仲原がＭで。でも、すみれがあらわれると一転、守はＭに。ＳとＭは決して固定されたものではなくて。
それは守と葉子が時折見せる寂しそうな表情からもうかがえる。他者に強いばかりではいられないんだなと。そこがいい。
仲原が効いている。若葉達也が上手。テルコと仲原によるストーカー同盟の反省会。仲原が言う「幸せになりたいっす」。グッとくる。
もう若くはないんだけど…この恋愛の甘酸っぱい感じ（酸っぱい方が断然大きい）、よくわかる 笑
