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愛がなんだのすごいものレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
4.7

友達以上恋人未満がずっと続く

アラサーの男女はわざわざ告白をしない。成田凌と付き合いたくて仕方がない岸井ゆきのは献身的に振る舞うが応えてもらえない。

岸井ちゃんは呼ばれたらいつでも会いにいきます。滅多に呼んでもらえないのに。会社に残って連絡を待ちます。連絡をもらったときに「丁度、会社から帰ってるとこなの」って飛んでくんすね。けなげー。

連絡が来なくて悲しいから金麦のロング缶を飲みながら帰る女の子。ちょーよくないですか。ぼくも飲み会の後に1人で帰るのが寂しくてストロングゼロを飲みながら帰っていたんで共感しました。


岸井ちゃんが健気に頑張っても成田凌がするするかわしていきます。で、しょげてると電話がかかって「会いたい」って言ってくる。猫みたい。悔しいよね、可愛いもん成田凌。

岸井ちゃんも成田凌も可愛くてぼくのビッグマンを飲むペースも速くなっていった。堪んないシーンがあるたびに脚をパンパン叩きながら観ていた。


「恋と仕事は反比例の関係にあると思う」って言って仕事中に返信が来てないか携帯を見るんすよ。説教されてても。

でも、反比例は一理ありますよね。ララランドでも仕事と恋愛で悩んでたじゃないですか。こっちは最初から悩むことなく恋愛に突っ走ってて気持ちがいい。ブレーキがぶっ壊れちゃってるけど。


付き合ってはいないけど、お家デートみたいなのがあってお互いにシャンプーしあって。「付き合ってんじゃん」と言われれば間違っていない。友達以上恋人未満の関係が続く。1番幸せな関係だと思っていたがそこから先に進めない辛さ。また脚を叩いた。
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