愛がなんだのネタバレレビュー・内容・結末

上映館(3館)

愛がなんだ2018年製作の映画)

上映日:2019年04月19日

製作国:

上映時間:123分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「愛がなんだ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

恋愛の不条理。優勢側が固定しがち。相手のせいにしがちだけど、ダメにしてるのはどっちだ?って話。
テルちゃんの立場も、マモちゃんの立場も通ってきた自分には、中原くんの決意や、都合よく決めつけたくなる気持ちも痛いほどわかる。
最後にテルちゃんが守の親友のイケメンにくっつきながら「なんでこうなったんだろ?」って我にかえるところ、ぎゃーってなりますね。あと子役(ちっちゃいテル)が不意に登場して「本当にそれでいいの?」と自分会議し始めるシーン。
守みたいな男は結局自分を優先するんだ、というすみれさんの話、核心を突いていたね。すみれさんすこ。
岸井ゆきのも成田凌も、なんとなく誰かをダブらせられる顔立ちで、何かを風刺しているような恋愛映画にはぴったりの役者さんだなと思った。
深川麻衣みたいな女優さんが出ている…と思ったら、本当に深川麻衣でびっくりした。中原くんの写真個展会場での表情と佇まいが柔らかくなっていて。時を感じた。瑞々しくてよかったです。
ずっとすきな人ってずっとずっと自分の人生にこびりついていくんじゃないか
だから象の飼育係のラスト、、
すきでも愛でもない執着...なんなんだろうなあ
結局みんな自分だよね〜他人のために付き合ってるように見えて、自己愛や寂しさを埋めるためなんだ。

まもちゃんから電話が来た時のテルちゃんの表情よ。

どん底に落ちても死にたいって言わないところだよね
だって死んだらまもちゃんに会えない

依存しちゃいがちの人、されがちのひとの立場を描いた映画。好きな人は好きになってくれないよなあ。一回見ただけじゃ整理つかないので、もう一度見たい。
自分も傍から見たら止められるような恋愛をしてる時に鑑賞したから、グサグサと刺さった。

たしかに全てが共感できるわけじゃないけど、様々な人物に感情移入できた記憶。

全員の演技が良かった。ちょっとした仕草や間が本当にリアルで、うわぁぁぁってなる。
まもちゃんの側も、テルちゃんの側も経験があるからなのか共感面がとても多かった。

ただ本当にクソ男だな笑

テルちゃんもテルちゃんで周りが見えてなさすぎる、子供すぎるし。
でも、そんなもんなんだろうな、と

内容自体も映像の撮り方もリアルすぎて良い。

周りの声を聞くことができなくて、愛がなんだよって吐き捨てて自己防衛することしかできなくなって、好きでもなく愛でもなく執着だと判断できるまでになって、尚執着し続ける。
人間の感情は怖い。

最後象が映されたときはもしやと思ったけど、案の定テルちゃんが映し出されたとき、正直ゾッとした。

好きだとか、守りたいとか、そういうのを飛び越して本人になりたい。
怖いわ。笑
自己が確立されている人だったらそういうことにもならないのかな、とふと思ったり
まもちゃんもスミレさんのことが好きな理由が、自分にないものを持っていたりするからなんだろうな、憧れなんだろうな、と。
生々しさがすごかった。
結論は出なくて嬉しい。
私、テルちゃんだな〜ってずっと思ってて初めから心が痛かった。

好きな人に呼び出されたらどんな時間だって会いたいって思っちゃうし、好きな人の事を考えてる時って物事に手がつかなくて毛布に包まってうだうだ考えちゃうし、メールの返信だって心待ちにしちゃうし、どんなに馬鹿みたいな将来像を描いてたっていいな〜かわいいな〜って思って褒めてしまうと思う。

側からそんな様子を観てしまえばこんなにも滑稽なのかと笑えるけど、テルちゃんにとってはマモちゃんが世界の全てでマモちゃんの事を考えてる時は自分に限界なんてなくて、マモちゃんが側にいればなんだってできるしその他はどうでもよくなっちゃう。どれだけ自分が傷ついたって気がつかない。大好き!その感情だけでいいじゃん!生きていけるよ!って。どんだけバカに見えても本人にとっては笑い事じゃないから!まじで

マモちゃんがあからさまにめんどくさそうな顔をしたり、無理矢理追い返したり、整えた靴下をぐちゃぐちゃにしたりするシーン、山田さんって呼んでくるシーン、全てトーンが穏やかでまるで自分は「傷つけてる訳では無いですよ、僕は悪くないですよ」って言っている気がしてすごく卑怯で辛かった。嫌なら嫌って拒絶してよ。なんで少しだけ希望を持たせるような事して気を留めさせるの。クソみたいな男だな。っとずっと思ってしまった。

テルちゃんがそんなクソなマモちゃんに向ける好意が裏目裏目に出ていくとき、もうやめて、マモちゃんから向けられる目線に気づいて、辛いよ、早く離れなよそんな男。なんてずっと思ってたけどテルちゃんは離れられる訳がない事は私自身よく分かってた。恋は盲目って本当によく言ったもので、恋って理屈じゃないし、好きって気持ちって全部超えられちゃうんじゃない?って私自身も思ってしまうから

恋を真面目に合理性とかを考えてする人って正解だとは思うけどすげ〜〜〜〜つまんね〜〜〜〜!!!って思っちゃうもん、どうせなら大げさだけど白馬の王子さまが迎えに来てくれて〜〜とか、私にはこの人しかいないの!みたいな恋とかしたくなっちゃうし少女漫画大好きだし夢見ちゃうし。バカなので。

バカはバカの考えが理解できすぎてしまうので、テルちゃんに心を鷲掴みされてしまった訳で。私みたいな超恋愛体質バカは相当刺さってしまう作品だと思った。これを観た日(昨日なんだけど)の夜はベロベロに酔ってお家に帰れませんでした。ウケる

星野源とPUNPEEの最近出た歌で「あたりみりゃ一面のエキストラ/だけど君のその世界じゃ/僕も雇われたエキストラだっけ」って歌詞があるんだけど、テルちゃんにとってもマモちゃん以外はみんなエキストラで、マモちゃんにとってテルちゃんはエキストラの1人だったのかなって。

解釈違いかもだけど私自身この歌詞に重ねてしまうことがよくあって。届かね〜ってなっても、でも側にいれたらいいよ、エキストラでもって思ってしまって、どんなに周りから観たら虚しい関係性でも、その人の生活の端にちらっと移れれば幸せだと思えてしまうんだよな。相手の為って思って動いてても実は1番自分の為になってるな〜って錯覚しちゃうし。苦しいのに心地よくなっちゃう。バカなので。
象の飼育員になるの普通にすごいな。
もやもやが残った。てるちゃんが不気味に感じてしまった、、、
みんな同じで自分を客観的に見れてないくて楽しい。堂々巡りだ。弱肉強食。好きになるのと好きになられるのとみーんな繋がってた。成田凌でさえ恋に盲目
ただひたすらにテルコが愛おしかった。映画の始まりから終わりまでずっとマモちゃん想い続けてた…いや凄い。親友役の深川麻衣ちゃんの演技もすごいよかった。アイドルじゃなくてちゃんと女優さんの演技してた。最後まで交わらずにどうにもならない恋愛し続ける姿が滑稽だったけどそのまっすぐさが羨ましかった。見終わったあとすきなひとほし〜ってめちゃくちゃ思ってしまった…。成田凌(マモちゃん)の絶妙なクズ加減ハマっちゃう気持ちちょっとだけわかる気する
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