愛がなんだの作品情報・感想・評価

上映館(17館)

「愛がなんだ」に投稿された感想・評価

観ていて、自分もその立場になってモヤモヤしたり、「え、なんでそうなるの」と自分目線で思ったり、最終的に「愛ってなんなんだろ」と頭が回るわけもなくぼーって思うような、
うーん、うまく口に出来ないんですけど、気持ちがキュってなるような作品でした。
言ってること自分でよく分かんないけど、なんとなく観終わった私は泣きたい気分になりました。不思議。
絶妙なキャスティングのバランス感。辛いけどなぜか心地よい。★★★★
好きになったものに自分を捧げることは最高の快楽だと思う。

好きなものに出会うのには運がいるし、ある程度の努力がいる。好きなものがない人は努力が足りないとかそういう話じゃなくて、好きになりそうなものに自分のアンテナが反応するためには、ある程度の努力も必要だということ。

で、その獲得した「好き」は徐々にエスカレートしていくし、自分の好きはこんなもんじゃない、まだまだ足りないと感じて、どんどん自分が追い込まれていく。そして、苦しんで、のたうちまわってしまう。でも、その一連の行為の後でしかその光景(プロセス)を俯瞰することができないし、その途中で止めてしまうと次の景色が見えないまま、また別の「好き」なもので同じことが繰り返される。

だからテルコはナカハラくんに怒ったんだと思う。そこで止めるのかと。

また、間違ったものを好きになったり、あるいは好きになろうと努力したり、「好き」があまりにも行き過ぎてしまうと、まったく知らない場所に立っていることに気づく。そこにあるのは「無」だけかもしれない。

でも、そういったことを経験しないと自分の中の生き方の地図を作れない。

今を欲望に従順に、受動的でなく、能動的に生きていきたい。好きなものを探し続けて、自分の地図を広げたい。そうじゃないとつまらないから。

そんなことをこの映画を見て思った。
naoikeda

naoikedaの感想・評価

3.1
好きて何だろうと考えて、全てを受け入れて、全てを捨てられる事なのかな?とも考える。でも、それって仕事とか、自分の人生の事とか考えると普通はそこまで出来ない。結婚とかなら別なのかもしれないが。いや、出来てないだけで出来るのがテルコなんだと思う。今という時代じゃなきゃ出来ていたんだと思う。そこまで純粋に人を愛せるのも才能だし、純粋で可愛いなとも思った。でも、テルコに足りてない物があるとするならば、依存しないで自立する力と、愛すべき人を見極める能力。
でも、結局好きになる人って少し自分に似ているような気がする。
ゆい

ゆいの感想・評価

3.8
マモちゃんが、テルちゃんの恋心を弄んでる感じがもう絶妙にキモくて、最高によく表現できててよかった。愛がなんだ。愛がなんだ。愛がなんだ。(落ち着こ。)

家に帰ってきてるのにまだ会社にいることにしちゃうの、もうご飯食べたのにまだ食べてないことにしちゃうの、すごいわかる。
ぷ

ぷの感想・評価

4.0
隣で見ていた友人が、「とても見ていられない」と目を抑えてて。そんな理由があったとは知らず「大丈夫?ドライアイ?」なんて聞いてた。好きとか愛とか恋とか、自分の感覚でしか分からないときあるね、
nana

nanaの感想・評価

5.0
良すぎな映画。
何度も観ると自分の日常の周りにいる人達の気持ちが、ちょっとわかるような気がする。
登場人物が全員魅力的。
こんな映画、なかなか無い。
おじぎ

おじぎの感想・評価

4.0
幸せになりたいっすね 仲原目線でみた映画 恋愛至上主義で痛々しいけど憎めないし地獄の果てみたいだなあ 今までの恋愛も全部全部纏めてもう愛しくなるよ 愛も恋も好きもわかんないけどね 愛がなんだ!
もと

もとの感想・評価

3.0
めっちゃ不安になった。

自分語りします(?)。
わたしには彼氏がいる。お互いちゃんと好き(なはず)。
彼にはたくさん友達がいるし趣味もある。一方でわたしには友達は全然いないし趣味がなにかと問われたら考え込んでしまう。つまり何が言いたいかというと、わたしもテル子なのです。
わたしの生活の主体は彼氏。何をするにも彼が最優先。
なかなか起きない彼を起こしてる間に学校は遅刻するし、次の日朝から予定があるのに「平気だよ」って言ってしまうし、風邪を引いた彼にゼリーやらポカリやらなんやらかんやら買い込んでお財布の中身すっからかん、生活どうしよう。みたいなことの繰り返し。冷たくされても連絡が来たらにっこにこ。映画のテル子そのまんまじゃないか。
もしかしたら、もしかしたら、「献身的な彼女」のつもりが「都合のいい女」なのかもしれないこれは。いや、お互いちゃんと好きだしそんなことはない。頼りにされてるってことだ。これはたぶんそうだ。いや、でも、いや、もしかしたら…
みたいなスパイラルに陥った。

でも、怖かったのはそこじゃない。
テル子みたいに気づいてしまうことが怖かった。
2人の間でどうしようもない食い違いが起こるかもしれない、そしてそれらに折り合いをつけていかなくちゃいけないのが現実。
テル子が関係性を失うのが怖いのだと気づいて恋人でなくてもいいからマモちゃんの近くにいたいと思ったように、彼に執着してる自分が怖かった。
映画の結末でテル子はどんな形であれマモちゃんの近くにいるルートを選択する。
彼と別れることがあったらわたしもそうするかもしれない。きっと原動力は愛とか恋とかじゃなくただの執着。
幸せになりたいっすね。

不安になる映画だった。
平成最後にみた映画がこれで総じてよかった。
愛のベクトルとバランスはすごく難しくて
リアルな現代の恋愛をうつしていた。ひどくぐちゃぐちゃな感情で。それをつくるのは愛で壊れるのもまた愛で。だからそんな愛っていったいなんなんだろう。愛する人を愛することを探りまくる、結局愛ってなんなんだ、もういいよ!愛は愛だから!ていう映画でした。
令和の最後に生きていたら、もう一度この映画のリターン、令和バージョンをみてみたい。
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