TenKasS

銃のTenKasSのレビュー・感想・評価

(2018年製作の映画)
1.0
おいおい、こんな腑抜けた題材だったのか??

村上虹郎の感情がピークに達する割と重要な移動撮影で、最終的にカメラの止まる位置がサークルKの真ん前。爆笑。サークルKの前で怒号をあげる村上虹郎…カメ位置考えろよ。
ハリウッド映画のプロダクトプレイスメントかよ。

モノクロもモノローグもダサすぎる。同じ音楽何回聞くの?タバコとセックスだけが退廃的生活の捌け口の記号なの??
退廃から生まれる衝動の溜池が銃によっていつどうやって暴力的に決壊するのかという緊張感はまるで続かず、ただ村上虹郎が銃拾っちゃったーキャッキャって優越感に浸ってニヤついてるだけ。
生い立ちから発生する生きてる価値のない奴…云々というのもとってつけた感じがすごい。

そういえば拾った銃は全部弾入ってたし、捨てたスマホを次のシーンで使ってたし、ライターも拾ったのか???
あーそこまで突き詰めるほど興味沸かんな。

日常的に周囲にストレス抱えてないであろう健常者殿がお創りになられた、こういう衝動抱えた変な人っているよね的な映画で別に銃なんざ出てこなくてもいいような気さえした。

あー自分こんなゴミに千円も出したのか拳銃拾ったら自殺しちまう…
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