ある日、青年が拾った一丁の銃。
これほど美しく、手に持ちやすいものを、私は他に知らないー。
全編、モノクロで描かれた何とも奇妙な映画。偶然拾った銃に心の中の狂気を解放される。うん、気持ち悪い映画だ 苦笑。
ただ、意外と分かりやすい内容かも知れない。モノクロの持つ強烈な映像美も絡んで、何とも言えない世界観を展開させる。
銃に対する異様な執着心が垣間見えるのは、事ある事に銃をゴシゴシ磨く所かなー
ぶっちゃけ、そこはもう少し違うアプローチでも良かったかも知れない。
まぁ、原作があるらしいのでその辺りを話ても意味が無いかな。
いずれ、ぶっ放すのだろうとワクワクするように観るより、揺蕩うように、流れるままに鑑賞した方がいいと僕は思いました。
この気怠さ悪くない。
主演の村上虹郎が凄い演技!あの気怠さを表現できるのは彼しかいないのでは?
そして、製作は「チーム奥山」懐かしい!
一時、日本映画に旋風を巻き起こしたねー
人には絶対勧めないがいい映画観た