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ランボー ラスト・ブラッドのwoosのレビュー・感想・評価

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ユナイテッドシネマとしまえんにて字幕版を鑑賞。
2020年新作劇場鑑賞30作目。
客席は押さえられる席ほぼ満席。
テーマ「戦う事でしか生きられない」

[全体として]
客席は一作目からのファンを自称しそうなバイブスがムンムンのボンクラそうなおじさん達で埋め尽くされていた。ちょっと怖かった。
同世代(アラフォー)っぽい人は押し並べてマッチョ気味。そう、オレ達は「復讐」を観に来ているんだ。きっと社会では詰られ、人に頭を下げて生きているんだろう。ジョン・ランボーという漢にカタルシスを求めて集った狼達がここにはいた。(あ、秘宝が好きそうな女性も何人かいましたよ。)

[良かったところ]
ゴア描写が前作から常軌を逸しているが、今回もそれは継続していた。しかし、ゴア以外に今回は鑑賞者心理的に「そこまで踏み込む?」と思うような展開で、思わずその場面で「えー!」と言いながら座席から立ちあがりそうになってしまった。コレはキツい。キツいと言うことだけは言っておこう。
おそらく有事に備えてと言う意味と、セルフセラピーという意味で掘った洞窟が、このシリーズすべてを象徴していて感慨深い。
てらさわホークさんが、ラジオでホームアローンの名前を出していたが、正に「人が大量に死ぬホームアローン」だった。

[気になったところ]
それにしても、もうランボーは範馬勇次郎並なので、観客はいつランボーが殺人マシーンになるのだろうかと言う点でドキドキハラハラしながら観るんだろうなぁ。強すぎ。

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ツラいので見返すのは年一回くらいになりそうですが、オススメです。
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