刺繍屋

ランボー ラスト・ブラッドの刺繍屋のレビュー・感想・評価

4.0
映画、観てはいるのですが、レビューが出来ていない刺繍屋です。


実はランボーの一作目“First Blood”
簡単なレビューしかしていませんが、かなり好きな作品なんです。

原作である"一人だけの軍隊“も読みましたし、崖から飛び降りる有名なシーンではスタローンさんが肋骨を折ったり、用意していた銃器類が盗難にあったりと、そんな話も覚えているくらい好きなんですが、それはジョン・ランボーという強靭な肉体と類稀なる戦闘スキルを持ちながら、誰よりも繊細で不器用で、深い哀しみを背負ったキャラクターが好きだからに他ならないと思います。

そんなわけで2作目はまだしも、3作目の“怒りのアフガン”はたんなるアクション映画になってしまってように感じ、個人的には少し落胆した覚えがあるのですが、前作の“最後の戦場”はジョン・ランボーらしさが戻っていたように思える作品だったので、今作も期待していたのですが…

…期待を裏切らない作品でした。

ストーリーとしてはツッコミたくなる箇所もありますし、ご都合主義的な展開だったりもしたのですが、ジョン・ランボーのキャラクターが活かされた作品に仕上がっていたと思います。

少ないながらもアクションシーンも良かったですし、終盤のトンネルを使ってのゲリラ戦は秀逸でした。
米陸軍特殊部隊グリーンベレー出身らしい戦い方でしたね。
これはメディアになったら改めてゆっくり観てみたいです。

ストーリーには直接関係ないのですが、スタローンさん、ジーンズ にネルシャツやジージャン姿、めちゃくちゃ似合ってましたね。
そして、OD色のM65フィールドジャケットにジーンズ にブーツ。
勿論、ジーンズ はブーツインという一作目と同じ格好も披露してくれたのはファンとしては嬉しい限りでした。

いつまでもダラダラと続ければいいわけではないですが、これで終わってしまうかと思うと淋しいですね。
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