束

ブラッド・インフェルノの束のネタバレレビュー・内容・結末

ブラッド・インフェルノ(2017年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

アルゼンチン映画。

期待していた感じのホラーとは違いましたね。
全体的に冗長で、多少グロいシーンはあるもののガッツリ見せているわけではないので、恐怖心を煽るというよりも、そういうシーンがある。という感情に留まります。びっくりシーンもなかった記憶。
筋はあるけど、物語はないんですね。いや、あるのかもしれないけど、伝わってこない。理由が見えないのが、評価の分かれ目だったのかもしれません。

物語は、下着姿の女性が何かから逃げるところからスタート。
そして、場面はかわり、とあるバスの中からのをみせての、ガソリンスタンドかな?後ろの道にはわりと、車走ってて安心感あります。ホラーですけど。
んんー!トイレ汚いなー!
家族経営と思われる店の人たちとのハートフル()なやり取りが印象的でもないようなあらような。
思わせぶりなことろは割と好きですけども。

主人公たちが車のトラブルで困っているところに唐突に現れたセダン型のおじさんはイケメンでしたね!雰囲気怖いけど!

そして、しばらく経ってからメインです。事件です。
本筋に入るまでをもう少し、短くしてくれたら、見やすかったのかな?

犯人による捕獲シーン、最初は、全体的に色調は赤茶けてはいるものの、明るいんですよね。昼間です。人気がないとはいえ、大胆です。しかし、ロケーション素敵じゃないですか?廃墟とか夕暮れとか。

中盤に入り夜が来ました。ヒャッハー気味の犯人たち。怯える被害者たち。そして、トラバサミ。夜とはいえ隠していないトラバサミ。
取り逃がした獲物を探す動物の頭蓋骨をマスクとした犯人の動作が少し可愛かったんですよね。

そして、逃げ延びた主人公一行の一人とセダンのおじさん。それぞれに別れて、捕まった仲間を助けに行くのかな?
そうこうしている内に、巻き込まれたセダンのおじさん、見たくないもの見つけちゃったみたいで絶望してる………気の毒過ぎる………道で困ってる若者たち助けてやろうとしただけなのに……

まあ、そんなこんなで、あるのかないのかわからないけど物語は、佳境へ。
あんまり、意外性はない結末でしたけど、彼らはそうして生きていくんですね、っと。

過剰なエロはまあ、こういう映画にはお約束かなって思えるのでいいんですけどね。
ワンコ可愛い買ったですね。あんまり映らなかったけど。
束