りこ

永遠に僕のもののりこのレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
3.6
カルリートスには、彼なりのやり方があるのだろう。

盗みをすることも鉄砲を撃つこともとてもスリルがあってたまらないのだろう。彼はとにかく人生にスリルを味わえるようなことが欲しかったのだと思う。

彼の快楽はおそらく、盗んでいる最中や人を殺す瞬間なのだろう。だから盗んだ物も人が死んでいるのも、彼の中では終わってしまったことになっていてると思う。盗んだ物を見ても最初だけ見惚れるがそのあとは捨ててしまうし、死んだ人を見てもなにも思わないのはそういうことなのかもしれない。

彼女がいて友達がいたので、サイコパスのようには見えなかった。ただ危険な快楽に溺れてしまったように見えた。
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