えりこ

永遠に僕のもののえりこのレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
3.6
青山シアター様のオンライン試写会で鑑賞させて頂きました。

舞台は70年代のアルゼンチン。
実在の連続殺人犯が主人公。
これがまた、息を飲むような美少年。世の中は騒然。
この少年、カルリートスが犯していく犯罪がストーリーの要です。

まず、このような凶悪犯には心の闇が見えそうなのに、私には最後まで見付けられなかった…闇が無くとも物足りないものはあったのだろうけれど、その動機はどこから来てるのかが見えにくかったです。なので勿論感情移入もせず、彼が犯す犯罪や、仲間たちとの絡みのシーンをこちらも淡々と見つめました。ちょっと登場人物たちの関係性の深さとか、どんな感情を抱いているか、などが見えにくくそこが残念でした。

ひとつひとつの小物や背景がアート。シーン単体を切り取ってもきっとお洒落でスタイリッシュ。
音楽も素敵。

結局カルリートスとは何だったのか。
ただのサイコと言ってしまえば簡単だけど、それだけじゃない気もする。愛が欲しかったんだろうな。最後はその結論に落ち着きました。