イライライジャ

永遠に僕のもののイライライジャのネタバレレビュー・内容・結末

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

‪天使の美貌を持ち悪魔の心を持った実在する若き連続殺人鬼カルロスを描く。
流れるように不法侵入して物を盗み、人様の自宅で軽快に踊る。
相棒ラモンと行動し、“楽しい”という感情や好奇心のみで何の躊躇いもなく人を殺し続ける。彼が手に入らないものはないが、相棒ラモンと共にしたことで、時々ただの少年としての心の揺らぎを感じる。
カルロスは、殺したら悲しむ人がいるということや、逮捕されると親が悲しむだとかそのような思考が一切ない。
なんでも楽に欲しいものを手に入れるカルロスも、ラモンだけは思い通りに動かすことが出来ない。だから殺した。
でもあとから気付くんだよね。もうラモンと楽しむことは出来ないのかぁ…と。そして寂しいからお母さんにそろそろ会いたいなぁ…という子供のような単純な感情。
今までの盗みや殺しも、単純にラモンと一緒に遊ぶのを楽しみたかっただけなんだなと解釈した。
実際の人物の動機などはどうだったかは知らないけど、美しいというだけでファンが出来、カリスマ的な存在になるのは残酷で恐ろしい世の中だなと思う。美は凶器。