宇宙飛行士

永遠に僕のものの宇宙飛行士のネタバレレビュー・内容・結末

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー性は無いものだと思って観たらやっぱり期待通りの作品で大満足!!(皮肉じゃない!)

狂った美少年、世界観大好きすぎる…本当に自由に生きていて、自分にはできないなって憧憬すら感じてしまう。息するように人間殺すくせに恋愛はキスもできないくらい不器用なのがまた可愛い!笑

ラモンは射殺だと思ってたら事故死?で本当は一緒に死にたかったのかなとか、ラモンと開けるはずだった赤い金庫に何も入っていなくてそれが2人の関係を表してたのかなとか色々考えちゃう。ガスバーナー使ってたし!

ピアスのシーンと殺す前ラモンの肩に顔を埋めるシーンが一番好き!
キスしちゃうほうが簡単、でもできない。行為の重みが違うからキスできないほうが特別な感情で、視線を落とすとこから部屋を出てラモンが振り返るまでの流れがなんかもう細かすぎて伝わらない選手権になっちゃうよ…

凶悪犯に共感できるはずないのに、なんだかその気持ち分かるよって寄り添いたくなるから不思議。彼が綺麗なまま死ねますように!