のこ

永遠に僕のものののこのレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
4.4
衝撃の実話!
1971年アルゼンチン、ブエノスアイレスに実在した17歳の凶悪犯、カルリートスの行状を再現しようとする作品。 
1000人の応募者の中から選ばれた新人ロレンソ・フェロがフェロモンいっぱい、美しく 天使の顔で悪魔のように殺人犯を演じる!

ブロンド巻き毛に ぱっちり可愛い目 ぽてっと柔らかな唇~
17歳の少年、イヤリングをした時はマリリンモンローよりセクシーに見えて~びっくりするほど綺麗~💕
強盗をしているのに、その家でレコードをかけて心地よく軽やかに踊ったり 自由に過ごすカルリートス

真面目な父と愛情深い母は悪事をしているのに気が付いていて まだやり直しが効くんじゃないかと転校させるが~

そこでラモン(チノ・ダリン)という青年に出会い~
カルリーストはあの強いパンチ一発! 
野性的なラモン惹かれて二人は意気投合するが~
ラモンはカルリーストの思いと違って悪事の仲間としてしか彼を見ていない~

盗みの天才カルリーストはラモンに会うまでは 盗んだものを付き合っていた女の子にプレゼントしたり 美術品 宝石に囲まれた部屋で踊ったり 自由に楽しむ 
ここまでは見てる側もドンパチなく お洒落泥棒のように楽しんでみていたが~

南米~アルゼンチン 治安の悪いイメージが頭をよぎってしまう。 
ラモンの家庭と関わってしまったカルリートスは
結局ここで銃と出合い 重大な事件へと発展して行く~
ラモスと縁がなかったら~空き巣にそっと入って楽しむだけだったかもしれない。
ラモスに恋をして 愛してくれない~
その心の空しさが 次々に人を殺す引き金に。
何でも盗んで手に入れていたが 彼の心だけは~

ジリオラ・チンクエッティの夢見る想いや朝日のあたる家の曲が場面とマッチして 凶悪犯罪なのになぜかグロさを
感じさせない作品に。

マークレスターのような可愛い顔立ちの新人ロレンソ・フェロの魅力に2時間見入ってしまった~
犯罪映画なのに 魅惑的なひと時になった作品でした。
テンポよく 中だるみなく鑑賞
ご興味ある方はご覧ください。
のこ

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