ブルース

永遠に僕のもののブルースのネタバレレビュー・内容・結末

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原題 EL ANGEL
「永遠に僕のもの」
なんてオシャレな日本語タイトル
何が永遠に僕のものなんだろう?
考えてみたけど、よー分からん
アルゼンチン映画のスペイン語
初めて観たかも、アルゼンチン映画
可愛い顔したカルロス少年がどうして連続殺人犯になってしまったのか?
気になるので観て来た。
南米の陽気なミュージックが流れる中、カルロスの脱力ダンスと衝動的な殺人。カルロス少年には、反省も後悔も罪の意識もない。両親は真面目で優しいのに。
ずーと無邪気。ただそれだけ。
盗みや殺しは、息をするのと同じ極々自然な行為のような振る舞いに、ため息と何度か眠気が襲う。

面白いなーと思ったシーン
この映画、ハリウッドでは考えられないようなカットが多かったです。

同級生の相棒ラモンの家に初めて遊びに行った時、ラモンのお父さんがパンツ一丁でソファーに座っていて、パンツの隙間から片キ○○マがスクリーンにドアップで映った時。それを凝視するカルロス少年。

学校のトイレにラモンとカルロスが入った時、便宜にはウ○コが…汚い。

ラモンに殴られて牛肉で冷やさないと言っていたカルロス。マジで牛肉を顔に当てて冷やしている。

ラモンがタバコを吸いながら美術品収集家にチ○コ咥えられてるし。

他にも可笑しなシーンが目白押し。
妙な空気を感じる変な映画だった。
ブラックコメディなのかな?

パンフレットがこれまた変わっていた。
ポストカード22枚セット1000円。
売り切れの映画館もあるらしい。
こんなパンフレットは初めて。

実在のご本人は、終身刑で現在も刑務所の中。もう60過ぎですね。
事件の起きた1971年は私が生まれた年。
何かの縁を感じました。
ブルース

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