グルポル

永遠に僕のもののグルポルのレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
4.1
よかった。これはいい。
何だろ。こう。実際鑑賞後衝撃というものが無い。のに全容を理解し、時間を増すにつれてじわじわとカロリートスのサイコで魅惑な容姿に吸い込まれる。

映画の表現的に美しく描くことを重視しているため殺人の細部が見えていないところが美の秘訣かもしれない。

カロリートス役演じるロレンソがとてつもなく可愛らしくてエロいのだが実在する当の本人カルロス・ロブレド・プッチはレオナルドディカプリオレベルのイケメンなのでその表現が少くなかったことに物足りなさを感じた。あの容姿だと多分もっと冷淡で何も考えて無い顔が美しいだけのサイコな話だと思う。

なので今作は美化し過ぎなのかな。
でもそれがいいんですけどね、サスペンス要素に力を入れるのではなく、カルロス・ロブレド・プッチの魅惑と美を強調し奥ゆかしさを出しているところが作品に惹かれるポイントでした。
だから好き。音楽も好き。私はかなり乗れた。最初と最後のダンスには笑みがこぼれた。彼は自由なんです。

ほんのりサスペンスと最高の美を堪能したい方におすすめですね☺️
スペイン語の美しさも堪能できて満足です💚

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